2017年 07月 20日
The4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 2017
もうかれこれ4,5回目だろうか。
野沢温泉が好きなので前泊でなんとなく参加している。
最初の頃はスズキのスポンサーがついてテレビ局もレースを撮影していたし、優勝賞金も50万円もあったと記憶している。
なかなか華やかなレースだったのだけど、スポンサーがおりて賞金も出なくなってからは、毎年さみしくなっている気がする。参加者も減ってきたような・・・
コース
コースはセクション1~3に分かれていて、各セクションが終わればオリンピックスポーツパークに帰ってくるようになっている。自分はサポートはないけど、いつもクーラーボックスを置いておいて冷たいものを補給している。
【セクション1】
スタート直後、いつもより前に出る人が少ない。全体にスローペース。
前に大杉さんがみえない・・・そのうち大杉さん出現!少しお話する。
前後して温泉街を抜ける。その後、緩い登りで数人に抜かれ4,5番手で林道へ。林道で杉本さんとコグランさんに抜かれる。
それでも林道が終わって毛無山を抜け下りに入れば、誰か抜けると思っていたら、エイドまで抜けなかった。エイドでコグランさんをパスし、トレイルの下りに入って杉本さんをパス。しかしそのうち後ろからコグランさんが。
この風ごうろのガレ場のセクションで抜かれるというのは屈辱なので、必要以上に飛ばす。1度転倒してヒヤッとしたが、なんとか抜かれずにロードまで出た。しかしロードの上りでコグランさんにすぐに抜かれるw
ロードの登りからスキー場の尾根を下る。コグランさんスキー場の下り速い。離される。しかし、下りきったところでスキー場の谷筋に降りるために左折する場所でコグランさんともう一人の選手が、立ち止まっていた。左折するところにテープが張られていて通れないようになっている。アレ、ここ左折だし、→かんばんも左だし、左折した林道の方向にテープがある。。。結局3人であーだこーだ話して地図見て結局張られたテープを無視してまたいで進むことにした。結局、やはり張られたテープは間違いだったようでした。
そしてセクション1終了。例年よりロストした分か数分遅かった。
エイドでハイドレに1L程度の水、自分のクーラーボックスからコーラ小とゼリー1つ補給して出発。
【セクション2】
最も短いセクション。暗くてジメジメした陰鬱な印象がある。しかし小菅神社への上りの階段などはなかなかフォトジェニックな景色。
またてっぺんからの下りの木段はかなり長くて急で大腿四頭筋への負担がキツイ。風ごうろに続いてここで足が終わる・・・
十数キロなのだけど、結構疲れるセクションである。
ここでコグランさんともう一人に先行されるが、もう一人の選手は吐きっぽくなっているようで、途中でパスした。コグランさんには少し離される。スポーツパークに戻って来て補給しているとコグランさんはセクション3に出ていくところだった。
ここで水1L程度、コーラ小、ゼリー2つ補給。
ずっと後ろを振り返ると杉本さんがいて、ロックオンされている感じで終始苦しかった・・・
【セクション3】
最長セクション。既にヘロヘロなのでかなりツライ。しかも林内のトレイルは少なく、スキー場内の道路やロードが多く、晴れると地獄になる。今年はくもりで雨もパラパラで助かった。
コグランさんを追いかけつつ杉本さんに追われる状況は変わらず。しかしコグランさんはだんだん見えなくなる。ダラダラと林道を登り、やがて頂点の場所へ。もう少しで上野平の最終エイド。すでにコグランさんはおらず。杉本さんが来る前に出発。しかしその後も後ろを振り返ると、、、杉本さんが、いる!
スタカ湖の辺までくるとさっきのエイドで食べたものがお腹で揺れるのか急速に気持ち悪くなってきた。途中で立ち止まって吐くが、あまり出し切れない。でもちょっと気分が回復する。しかし、杉本さんにはほぼ追いつかれた感じ。。。
幸いにも下り主体だったので、それ以上詰められずスキー場から最後のトレイルに入る。少し間は空いたのだろうか。そして再びロードに出てしばらくして後ろを振り返ると、、、杉本さんがいるw
もうだめぽ、と思ったが本当の最後の最後のアスファルトからの急なトレイルに入ったところで最後の力を出した。特にテクニカルなトレイルではないけど、周りの樹木が伐採されてトレイル中に放置されていたため走りづらくなっていた。そこを頑張って少し離せただろうか。そこからゴールまではしぶとく後ろをチェックするが杉本さんを見ることはなかった。前のコグランさんも見ることは出来なかったけれど。。。
今年は例年にない涼しさで時折雨のシャワーがあるくらいで絶好のコンディションでした。だから、昨年同様7時間ギリは最低限の課題だったのですが、蓋を開ければ、マーキングミスによるロストやサマースキーエリアを迂回するために去年とコースが遠回りがあるなど、そのぶんもあり、7時間11分の総合3位でした。
昨年のタイムと比べるとセクション2が去年より遅いのがショックであった。
先週の激坂300m×20本が行けなかったのかw
大杉さんのタイムと比べるとセクション1と3が大きく違う感じです。大杉さんとは近くで走ることができないので自分の走りとの違いは分からないのですが。恐らく林道の登りの速度が大分違うのだと思います・・・
山谷
2017
2:27-3:53-7:11
2016
2:24-3:46-6:59
大杉さん
2:19-3:46-6:45
リザルト2017
しかし、大杉さんは余裕しゃくしゃくの貫禄の優勝でした。自分は2位のコグランさんに追いつけず、後ろを振り向けばそこに常に杉本さん!という展開で苦しかったです。
レース後は恒例の嘔吐2回、最近はこれくらいの距離でも必ず吐くようになって来ました。。。きっと加齢ですね。
今回は走りながら、そして、レース後にコグランさんとお話ししました。ニュージーランドで山岳ガイドをされていて12年前に日本に来られたそうです。今は茅野で英会話教室をされているそうです。長野市にあれば行きたいんですけどね〜。
コグランさん単独の写真のお腹のところに英会話教室のサイトのURLがあります。興味のある方はアクセスしてみてください! ここ
大杉さんとコグランさんと3人の写真は良い記念になりました。
年々さみしくなっていく感じのこのレース、来年はどうしようかなあ。
おんたけ100も楽しそうだなあ、キタタンに武者修行にいくのもいいかな、なんて思い始めています。
ところでレース翌日は仕事でした。
このレースは後泊したいですよね。野沢温泉にレースだけに来て日帰りはもったいないですね。
シューズ adizero mana7
バックパック TNFの新しいやつKoboトレイルでもらったやつ。
補給 出発時水1L ずっとエイドで1L程度補給
ジェル1 ゼリー3つ コーラ小2つ
後半はいつもどおり食べられず。食べて吐く。
やはり50kmを超えるとハンガーノック気味になる。
内田屋泊。4:30起床 5:00朝食 7:00スタート
いろんなアウトドアアクティビティがあり、楽しそうな場所でした。