2015年 06月 10日
第4回 飛騨高山ウルトラマラソン リタイア記録
第4回飛騨高山ウルトラマラソンに参加してきましたが、見事にリタイアしました。
100km男子リザルト
情けないことに97.5km地点でリタイアとなりました。
たぶん一生わすれんだろうな~
5km毎ラップ
95k 7時間56分
22:35-22:05-24:00-21:43-23:02-
24:46-27:07-25:02-20:46-21:48-
23:57-23:29-29:45-25:40-24:53-
26:32-29:23-31:19-28:16
2:00 起床
4:45 スタート
市役所前のなんとかいうホテルに泊まった。
夕食が懐石料理と中華?で炭水化物が少なくてちょっと焦った。
<記録>
ウダウダ書いてすみません。。。
スタートしてしばらくして去年優勝の樋山さんと去年6位の赤木さんと並走する。二人共怪我などで調子悪いらしい。しばらく話しながら走る。
美女峠すぎて、下りに入り、道の駅までまったり走る。
15位くらいだろうか。
キャンプ場過ぎて上りに入ると、樋山さんと赤木さんに離される。
また、後ろから坊主にオレンジバイザーの人に抜かれる。
やっぱワシは登りが駄目だ。
それでもスキー場のトップに行くまでに二人かわした。
スキー場トップのところからはようやく下り。結構激しいロードの下り。
トレイルだと大腿四頭筋が焼けちゃうのだが、ロードでHOKAだからか、それほど焼けずに下る。
下りきったところで坊主にバイザーの人に追いつく。
一旦抜いた気もするが、また追いつかれる。
やがて柱状節理のトンネルのエイドで71kmコースのトップの人にバビューンと抜かれる。あまりの速度差に驚いたが、ウルトラではなく71kmの人でホッとするw
この辺から結構暑さを感じ始める。
トンネルを抜けて登りが暫く続くところで私設エイドがあって氷の入ったコーラをいただく。感激の美味さ!ありがとうございました。
そっから下ってトンネルを抜け左折。丹生川支所へ。
するとアナウンスで「カニクリーム丼」という声が聞こえた。
お、ざえーさんが近い!
ということで支所を出て見通しの良いところで3人見える。
こっからの千光寺で追いつけるだろうか。
登りは歩かない程度に走る。階段も走る。
んで、登り切ったところのエイドでざえ~さんにおいついた。
挨拶だけして先行する。
ここで2名パス?
こっからも少し登るがすぐに下りに。
下りきったところで坊主にバイザーの人が見えた。
ずっと抜けないまま一緒だな~。
去年はここから10kmだったのだが今年は30km以上残っている!
最後にある微妙な坂までは割とフラットなコースが続く。
いやーこの間が長くて暑かった。
海洋センターまでの間に2名くらい抜いたような。
一人は台湾のひとだと聞いた。
そしてその先くらいだったろうか、赤木さんをパスする。
やはり調子悪そうだ。ここで6-7位だろうと言われたような。
去年7位だったので、またまた微妙な順位である。
海洋センターを過ぎて上枝駅前後でまたまた坊主にバイザーの人に抜かれる。
先に行っていると思っていたが?まあいいや。
それからスタート直後に見たタトゥーの人に抜かれる。
うー、順位を下げてしまった。
だんだんスピードが落ちつつあることを感じ始める。
その先に減速している感じの青いシャツのランナーが見えるが追いつきそうになると信号に捕まり、離されることを3回繰り返し、なかなか抜けない。
坊主でバイザーの人と一緒に信号に引っかかったら、坊主の人が、「こっちはタイムがかかってるんですよ!」と警備員に冗談っぽく、文句を言っていて、自分も苦笑い。確かに。
90km手前の信号待ちで一度かわした台湾の人に追いつかれ、ずっと並走する。
互いに言葉が通じないと思っているからか黙って並走する。
ゴールして落ち着いたらいろいろお話しようと思いながら並走を続ける。
やがて最後の上りに入り、並走を続けるが、途中で台湾の人が落ちていった。
偽ピークを抜け、もう一度登って下りに入ったら、再び青いシャツの人が見えた。
あと10kmで下り主体。青いシャツの人も抜けそうだ。
でも抜いても6位以内は難しそう。。。
この下りで指先にしびれを感じ始めた。
いつもの低血糖かなと思い、気持ち悪いけどレユニオンの鏑木さん方式でジェルをなめなめしたら、少しましになった(気がした)。
93kmくらいのエイドに入るまえ、青いシャツの人をパスする。
このエイドでしっかり食べようと思って、よせばいいのにおしるこを押し込んだ瞬間に突然気持ち悪くなり、エイド脇の植え込みに嘔吐してしまった。
その後も、グレーチングの所で嘔吐。この時点では、またか、という感じであまり深刻に捉えていなかった。
エイドの女性が、「おにぎり食べた?」と聞いてきたので、食べてないというと戻っていった。どうして?と思っていたら、帰ってから(おにぎりの件が)ニュースになっていることを知った。
ここからは7kmだし、歩いてでもゴールできるだろうと考えた。
しかし、這いつくばってゼエゼエ言っている間に、台湾の人と青いシャツの人に抜かれ、変なスイッチが入ってしまった。
二人を追う。95kmまではそれほど問題なかったように記憶している。
あと5km。
しかし、あと4kmくらいのところから、しびれが回り始める。
飲んだものも食べた物も全部出して、それ以降何も受け付けないから、あと4kmだけど急速に身体が低血糖になり始めるのを感じる。
あと3kmの看板を見たと思う。
さらに進んでエイドが500m先との看板をみて安心したのか、それ以降、立ち止まったら、もう走れなくなった。直線の向こうにエイドが見えるが歩いてだとなかなか着かない。
フラフラと歩いていると、ざえ~さんと宮崎さんに抜かれる。
さらにしびれが全身にまわり、歩くのも辛くなる。
あー、やっちまった。あとゴールまで3kmないのに。。。
エイドについて寝かせてもらう。去年の信越五岳のリタイアと同様、全身のしびれ、痙攣。ろれつも回らなくなる。OS-1をもらうが、飲んだらまた吐いてしまった。低血糖も困るが脱水はもっと困る。
30分か1時間か、横になっているとやがて起き上がれるようになった。
ろれつは回らないのでよめはんの電話番号を紙に書いて呼んでもらった。
やがてよめはんが迎えに来てくれた。エイドの方々に、お礼を行って車に乗り込んだ。
情けないが仕方ない。
ゴールして台湾の人と、いろいろお話ししたかったなあ。
3月の台湾旅行のこととか。。。
震災のときのこととか。。。
その後、2時間くらいして、オランジーナを飲めるようになった。
それからさらに1-2時間してからフルーツが食べられるようになった。
今回感じたことは、自分は必ず60-80kmくらいで胃がおかしくなり、その後嘔吐してしまうこと。それから何も受け付けなくなるからハンガーノックに行き着くこと。これが黄金パターンとなりつつある。
先月の野辺山がギリギリ完走できたけど、胃腸はほぼ同じ状態であった。
これでUTMFの筋書きは決まった。
がんばったら絶対潰れる。
でも、がんばらないと面白くない。
がんばらずに面白くすることは出来るだろうか。
ファンラン?
それは性格的にできない。
いつも相馬さんの「全力疾走。調整レースとか、ファンランとか…、そういうのは嫌いです」という言葉を思い出して苦笑いしてしまうのです。
シューズ:HOKAフアカ
ボトル、タブレット6つ、ジェル2つ
※暑くなったらボトルは必要。
100km男子リザルト
情けないことに97.5km地点でリタイアとなりました。
たぶん一生わすれんだろうな~
5km毎ラップ
95k 7時間56分
22:35-22:05-24:00-21:43-23:02-
24:46-27:07-25:02-20:46-21:48-
23:57-23:29-29:45-25:40-24:53-
26:32-29:23-31:19-28:16
2:00 起床
4:45 スタート
市役所前のなんとかいうホテルに泊まった。
夕食が懐石料理と中華?で炭水化物が少なくてちょっと焦った。
<記録>
ウダウダ書いてすみません。。。
スタートしてしばらくして去年優勝の樋山さんと去年6位の赤木さんと並走する。二人共怪我などで調子悪いらしい。しばらく話しながら走る。
美女峠すぎて、下りに入り、道の駅までまったり走る。
15位くらいだろうか。
キャンプ場過ぎて上りに入ると、樋山さんと赤木さんに離される。
また、後ろから坊主にオレンジバイザーの人に抜かれる。
やっぱワシは登りが駄目だ。
それでもスキー場のトップに行くまでに二人かわした。
スキー場トップのところからはようやく下り。結構激しいロードの下り。
トレイルだと大腿四頭筋が焼けちゃうのだが、ロードでHOKAだからか、それほど焼けずに下る。
下りきったところで坊主にバイザーの人に追いつく。
一旦抜いた気もするが、また追いつかれる。
やがて柱状節理のトンネルのエイドで71kmコースのトップの人にバビューンと抜かれる。あまりの速度差に驚いたが、ウルトラではなく71kmの人でホッとするw
この辺から結構暑さを感じ始める。
トンネルを抜けて登りが暫く続くところで私設エイドがあって氷の入ったコーラをいただく。感激の美味さ!ありがとうございました。
そっから下ってトンネルを抜け左折。丹生川支所へ。
するとアナウンスで「カニクリーム丼」という声が聞こえた。
お、ざえーさんが近い!
ということで支所を出て見通しの良いところで3人見える。
こっからの千光寺で追いつけるだろうか。
登りは歩かない程度に走る。階段も走る。
んで、登り切ったところのエイドでざえ~さんにおいついた。
挨拶だけして先行する。
ここで2名パス?
こっからも少し登るがすぐに下りに。
下りきったところで坊主にバイザーの人が見えた。
ずっと抜けないまま一緒だな~。
去年はここから10kmだったのだが今年は30km以上残っている!
最後にある微妙な坂までは割とフラットなコースが続く。
いやーこの間が長くて暑かった。
海洋センターまでの間に2名くらい抜いたような。
一人は台湾のひとだと聞いた。
そしてその先くらいだったろうか、赤木さんをパスする。
やはり調子悪そうだ。ここで6-7位だろうと言われたような。
去年7位だったので、またまた微妙な順位である。
海洋センターを過ぎて上枝駅前後でまたまた坊主にバイザーの人に抜かれる。
先に行っていると思っていたが?まあいいや。
それからスタート直後に見たタトゥーの人に抜かれる。
うー、順位を下げてしまった。
だんだんスピードが落ちつつあることを感じ始める。
その先に減速している感じの青いシャツのランナーが見えるが追いつきそうになると信号に捕まり、離されることを3回繰り返し、なかなか抜けない。
坊主でバイザーの人と一緒に信号に引っかかったら、坊主の人が、「こっちはタイムがかかってるんですよ!」と警備員に冗談っぽく、文句を言っていて、自分も苦笑い。確かに。
90km手前の信号待ちで一度かわした台湾の人に追いつかれ、ずっと並走する。
互いに言葉が通じないと思っているからか黙って並走する。
ゴールして落ち着いたらいろいろお話しようと思いながら並走を続ける。
やがて最後の上りに入り、並走を続けるが、途中で台湾の人が落ちていった。
偽ピークを抜け、もう一度登って下りに入ったら、再び青いシャツの人が見えた。
あと10kmで下り主体。青いシャツの人も抜けそうだ。
でも抜いても6位以内は難しそう。。。
この下りで指先にしびれを感じ始めた。
いつもの低血糖かなと思い、気持ち悪いけどレユニオンの鏑木さん方式でジェルをなめなめしたら、少しましになった(気がした)。
93kmくらいのエイドに入るまえ、青いシャツの人をパスする。
このエイドでしっかり食べようと思って、よせばいいのにおしるこを押し込んだ瞬間に突然気持ち悪くなり、エイド脇の植え込みに嘔吐してしまった。
その後も、グレーチングの所で嘔吐。この時点では、またか、という感じであまり深刻に捉えていなかった。
エイドの女性が、「おにぎり食べた?」と聞いてきたので、食べてないというと戻っていった。どうして?と思っていたら、帰ってから(おにぎりの件が)ニュースになっていることを知った。
ここからは7kmだし、歩いてでもゴールできるだろうと考えた。
しかし、這いつくばってゼエゼエ言っている間に、台湾の人と青いシャツの人に抜かれ、変なスイッチが入ってしまった。
二人を追う。95kmまではそれほど問題なかったように記憶している。
あと5km。
しかし、あと4kmくらいのところから、しびれが回り始める。
飲んだものも食べた物も全部出して、それ以降何も受け付けないから、あと4kmだけど急速に身体が低血糖になり始めるのを感じる。
あと3kmの看板を見たと思う。
さらに進んでエイドが500m先との看板をみて安心したのか、それ以降、立ち止まったら、もう走れなくなった。直線の向こうにエイドが見えるが歩いてだとなかなか着かない。
フラフラと歩いていると、ざえ~さんと宮崎さんに抜かれる。
さらにしびれが全身にまわり、歩くのも辛くなる。
あー、やっちまった。あとゴールまで3kmないのに。。。
エイドについて寝かせてもらう。去年の信越五岳のリタイアと同様、全身のしびれ、痙攣。ろれつも回らなくなる。OS-1をもらうが、飲んだらまた吐いてしまった。低血糖も困るが脱水はもっと困る。
30分か1時間か、横になっているとやがて起き上がれるようになった。
ろれつは回らないのでよめはんの電話番号を紙に書いて呼んでもらった。
やがてよめはんが迎えに来てくれた。エイドの方々に、お礼を行って車に乗り込んだ。
情けないが仕方ない。
ゴールして台湾の人と、いろいろお話ししたかったなあ。
3月の台湾旅行のこととか。。。
震災のときのこととか。。。
その後、2時間くらいして、オランジーナを飲めるようになった。
それからさらに1-2時間してからフルーツが食べられるようになった。
今回感じたことは、自分は必ず60-80kmくらいで胃がおかしくなり、その後嘔吐してしまうこと。それから何も受け付けなくなるからハンガーノックに行き着くこと。これが黄金パターンとなりつつある。
先月の野辺山がギリギリ完走できたけど、胃腸はほぼ同じ状態であった。
これでUTMFの筋書きは決まった。
がんばったら絶対潰れる。
でも、がんばらないと面白くない。
がんばらずに面白くすることは出来るだろうか。
ファンラン?
それは性格的にできない。
いつも相馬さんの「全力疾走。調整レースとか、ファンランとか…、そういうのは嫌いです」という言葉を思い出して苦笑いしてしまうのです。
シューズ:HOKAフアカ
ボトル、タブレット6つ、ジェル2つ
※暑くなったらボトルは必要。
by y-yamatn
| 2015-06-10 22:39
| レース