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チェルノブイリ・ハートを見た

★チェルノブイリ・ハートを十日町まで見に行った。
 感想はまた。

 公式HP

 2003年に米アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「チェルノブイリ・ハート」
 チェルノブイリ原発事故から16年後の2002年、ベラルーシ共和国。
ホットゾーンの裏に住み続ける住民、放射線治療の現場、小児病棟、乳児院。今なお続く被曝被害の現実に迫った渾身のドキュメンタリー映画。
 旧ソビエト連邦(旧ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉の爆発事故により放射性降下物がウクライナ、ベラルーシ、ロシアを汚染した。現在もなお、原発から半径30km以内の居住が禁止され、北東350km以内に「ホットゾーン」と呼ばれる局所的な高濃度汚染地域が約100ヶ所も点在し、そこでの農業や畜産業は全面的に禁止されている。
 チェルノブイリ事故から16年後のベラルーシ、事故現場から80キロ離れたゴメリとという街では多くの子供たちが放射能による健康障害で苦しみ、その被害は時が立つほどに拡大している。国土の97%が放射能汚染地域である。
 タイトルのチェルノブイリ・ハートは変形した心臓を持つ赤ちゃんが次々と生まれたことが由来。驚くことに健康な赤ちゃんの出生率はわずか15~20%で、8割以上の子供が何らかの障害を持っている。多くの子供は水頭症、脳性麻痺など先天性の障害を持って生まれてくる。
 また、奇形出産のみならず不妊症・流産も多く、更に事故の前後で生まれた10代の子供達の甲状腺がんの発生率は30~40%、他にもガン、白血病などの疾病、知的障害で多くの子供達が苦しんでいる。
 また、ベラルーシは、世界で最も自殺率が高く、知的障害者と共に精神障害者や鬱病などの精神疾患の方が多く、事故後は異常な人口減と寿命の低下。自殺や精神疾患の原因として放射能恐怖症によるPTSD原因説もあるが、その一方で放射性物質による脳内の内部被曝(脳内被曝)が原因との説も有り、これは広島・長崎の「原爆ぶらぶら病」に相通じるが、医学的な研究は進んでいない。

 この映画「チェルノブイリ・ハート」を通して、放射能に汚染されたベラルーシで何が起こっているのかの真実を理解し、改めて放射能からフクシマの子供たちを守るために何をすればいいのかを真剣に考えなければならないのではないか。
 
 平成23年9月8日 十日町タイムスより抜粋。




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by y-yamatn | 2011-11-13 22:30 | 映画 | Comments(0)