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For the RUSH's blog トレイルランナーの記録

トレマン 忘年会にて

★昨日はR&Bの総会のあと、トレマンさんの忘年会に行った。
40人くらい集まっていて、なかなか盛り上がってました。
O内さんが来られていたのでミーハーにも写真を撮ってもらいました!

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★ロシアやエジプトなど17カ国が授賞式にでなかったと・・・
 この17カ国は国境なき記者団によるジャーナリズム自由度指数が低い国とほぼ一致するらしい。

中国、ロシア、カザフスタン、チュニジア、サウジアラビア、パキスタン、イラク、イラン、ベトナム、アフガニスタン、ベネズエラ、エジプト、スーダン、キューバ、モロッコ、スリランカ、ネパール

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(参照:ウィキペディア_2009年度報道自由度指数マップ)


 ノーベル平和賞は、「人権活動家や民主化活動家など、母国で政治犯とされている人物が受賞する事も多く、しばしば授賞をめぐって国際政治的問題となる事がある。」wiki
らしいですね。ダライラマさんやチベットの問題にしても中国は民主化されているとはいいがたい国ですが、民主化には革命が必要でしょうか。


 授賞式で本人不在のため、ノルウェーの女優が行ったという本人のメッセージの朗読に感動しました。


ノーベル賞:劉暁波氏、平和賞授賞式 「敵も憎しみもない」--劉氏文書要旨
(天安門事件があった)89年6月は私の人生で大きな転機だった。これまで自分に課したことは、人間としても作家としても正直さや責任感、また尊厳を持った人生を送ることだった。

 (事件から)20年以上が過ぎたが、犠牲者の霊はまだ生き続けている。私の自由を奪った政権に言いたい。20年前のハンストで表明した「私には敵も憎しみもない」という信念は変わっていないと。私は最大の善意をもって政権の敵意に向き合う。

 憎しみで人間の知性や良心を腐敗させることはできない。敵意は社会の寛容と人間性を封じ、自由と民主主義への道筋を妨げる。改革・開放は階級闘争という毛沢東時代の指針を捨て、経済発展と社会調和を目指すものだった。そのプロセスは敵意を無力なものにし、憎悪の哲学を排除することでもあった。そして、その敵意を弱めることは、政治分野においては、反体制派に対する迫害の減少など、これまでにないほど(政府の)寛容さにつながった。04年、憲法に人権の保障が盛り込まれ、それは人権が中国でも既に国の基本的な原則になったことを意味した。

 この進展は私自身の経験からも感じることができる。警察官や検察官、裁判官は侮蔑的でもなかったし、自白を強要するものでもなかった。また収監施設での待遇も、尊厳と温かさを感じるものだった。その意味で私は楽観的だし、自由な中国の到来が楽しみだ。

 この20年間で得た幸運とは、妻劉霞からの愛だ。彼女のおかげで私は自分がした選択を悔いることなく明日を待つことができる。

 私は、私の国が、異なる価値観や信念、政治的志向が平和的に共存し、多数派の意見も少数派の意見も等しく保障され、すべての市民が何の恐れも抱くことなく政治的な考えを主張できる、そういう言論の自由が認められる中国となる日を待ち望んでいる。

 表現の自由は人権の基礎であり、人間性の根源であり、真実の母である。言論の自由を押し殺すことは人権を踏みにじることであり、人間らしさの息の根を止めることであり、真実を隠す行為だ。私は、私自身が中国で続いてきた「文字獄」(言論弾圧)の最後の犠牲者となることを望む。

by y-yamatn | 2010-12-12 00:07 | Days