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For the RUSH's blog トレイルランナーの記録

第18回長谷川恒夫カップ ハセツネの記録

★今年のハセツネも終わりました。
 ようやくホッと一息といった感じです。

 senjyoさんの動画がさっそくアップされましたので、貼り付けさせてもらいます。
 いつもありがとうございます。

スタートの映像。自分も42-44秒あたりに映ってました。黄色のスポルティバです。


ゴールシーン。これは見入ってしまいます。1分17秒くらいに出没。


senjyoさんが編集してくれました。日原峠の映像入り。



リザルトも出ましたね。
男子総合リザルト
女子総合リザルト
年齢別リザルト

今年は、8時間42分22秒で総合9位、年代別で優勝できました!

ハセツネで年代別でも入賞できれば、どんなに気分がいいだろう?なんて思っていましたが、、、表彰式は翌朝出張のため出席できませんでした。。。ホントに残念。

今年はいくらコンディションが悪かったとはいえ、自分にとっては、記録をガクンと落とすほど悪いとは思えませんでした。有力選手がよろよろと走るのを何度見送ったことか。自分が昨年より相当速くなっているならいざ知らず・・・やはりコンディションをベストに保つことはどんな人にとっても難しいことだということでしょう。

以下、記録。

6時過ぎ自宅発
長野から新幹線、大宮からホリデー快速河口湖号で立川へ。その後、青梅線で五日市へ9:40着。
駅で出張の荷物をコインロッカーに入れようとするが、ぎりぎり入らない。ガーン。仕方なく会場まで持ち込む。
すぐに受け付けてもらう。緑のナンバーカードはやはり招待選手のようだ。厚かましくも招待選手の控室を使わせていただく。

そわそわと作業しながら待つが、落ち着かない。出たり入ったり。12時ごろレースの格好で外に出る。
外は朝に雨がやんでからどんどん天候が良くなってときどき日差しが差し始めている状況。直射日光を浴びると焼けそうなほど。結構あつい。

会場をフラフラとストレッチしながらうろつく。
やがて時間別のプラカードが並び始める。皆、並び始めるが、招待選手のプラカードの前にはだれも並ばない。自分もなんだか並びづらかったが折角だから、並ばせてもらった。その後、スタート地点に優先的に入らせてもらい、スタートを待つ。直前まで仕事で忙しく、翌日からも重要な出張だったから、スタートまで仕事のことを考えていた。イカンな~と思っていると、あっという間にスタート。逆に緊張せず集中できたかも。

スタート直後は、今までと違い結構前列に並んでいたからか、それほどストレスもなく、流れに乗れた。
今熊前後ではO内さんと前後する。暑いからか結構汗がでるが、試走時と比べると涼しい。

入山峠ではおよそ47分くらい?昨年とあまり変わらない。順調。
その後、市道山分岐で1時間26分くらいだったか。去年より1-2分遅い感じ。好調に感じていたので、アレと思い先を急ぐ。やがて下り始めたところだったか、木の根っこに足を取られ、ド派手に転倒。一回転。一瞬空が見えた。右ひざと右ひじに痛みを感じ、怪我をしたような気がしたが、アドレナリンが出ているからか、痛くなく、むしろ走れている感じ。その後?だったか、前方にA本さんやY本さんに追いつき、少ししてパスする。やがてS田さんに追いつき少し話する。すごい関西弁だな~と思っていたら、三重県の方なのですね。何か親近感を覚えました。いろいろ話しながら走っていると、結構な有力選手がよろよろと走っているのをパスし始める。順位も20番台などと言われ、どうなってるんだ~などとS田さんと話する。

浅間峠近くになり、先行させてもらい、CP1へ。結構、余力を残した感じだったが、2時間43分着。自己ベスト。実はここからCP2までが今回のもっとも時間を短縮したい場所だった。

浅間峠はすごい応援。力をもらう。
途中、日原峠のところでsenjyoさんと出会う。ガスの中、撮影されている様子。がんばりまーすと言って通過した。
そこから三頭山までは結構走れるところもあるので好きな区間。一人旅となりつつあったが、ところどころランナーをパスしながら前進。暗くなってきたが、西原をすぎてもライトはつけなかった。このころ、えらく雨が降ってきて、いったいどうなることかと思う。でも結構すぐに雨が小ぶりになった。
その後、三頭山の登りでヘッドランプを点灯した。毎度毎度だが、三頭山にはなかなかつかない。水も乏しくなってきて、控えめに飲むようにする。

山頂に着けば、後は下りが主体だし、御前山と大岳山を越えればもうゴールだ。
ガスがちょっとかかっていて、ヘッドランプの光が散乱して前が見づらかった。CP2前後のガスは特にひどくてスピードを出せないストレスを感じることもあった。
ガスの中、CP2に着く。タイムは去年より10分くらい速い。サブ8:30を達成するにはちょっと厳しい数字。でも30分台を目指してCP2から先を急ぐ。ここではポカリを1.2Lハイドレに入れてもらい、残りを一気飲みした。

CP2から先は少しずつ疲れ始めた。ずっと一人旅が続いていて集中力もなくなってきている感じ。おまけに何度走っても御前山手前は苦手というか嫌いというか・・・続いて御前山から大岳山までの間もなかなか厳しい区間だけれど、まだ、最後の登りである分がんばれる。

オオダワで、ナイスラン!と声をかけてくれた人が、アレ!という感じで目が覚める。それまでぼーっとしていた感じ。今のはサブテンさんに見えたけどまさか。。。と思っていた。だがやっぱサブテンさんだったということが帰ってから判明した。

大岳山手前の登りでへろへろになってきて、山頂に着いたころには昨年とたいしてタイムがかわらなくなってきた・・・なのでCP3までの下りでがんばろうと思う。後はくだりだけだし。
御岳手前の水場の冷たい水を楽しみに走る。途中、S馬さんともう1名をパスする。これでたぶん、10位くらいになったろうか。去年とタイムは変わらないのに、順位は大分上になって、不思議な気分になる。やがて、CP3に着く。去年より8分くらい速いからCP3からゴールまで昨年よりタイムを縮めなければ30分台は出ない。

だが、しかし、、、一人旅は続き、なかなかスピードはでない。だれか追っかけてきてくれないかな~と思っていたら、一人抜かしたすぐに後ろからライトが迫ってくる。さっき抜いた人がくらいついて来ているのかと思ったら、すごいスピードで接近してくる。あ、これはきっと別のランナーだ!と思ったら、すぐに抜かれた。Y口さんだった。あっという間に見えなくなる。

金毘羅尾根は結構スピードを出したいのだが、、、最後までスピードに乗りきれず、ゴールへ向かう。なんか感動の涙でも出るかと思ったが出なかった。去年のタイムを6分ぐらい短縮してゴール。順位は9位とびっくりの結果でした。

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メモ
食料 べスパゼリー×2、ウィダーインゼリー×2、べスパハイパー×1、パワージェル7つ分ボトルへ。
飲み物 アクエリアス 2L
くつ モントレイル マウンテンマゾヒスト
※ゼリーを減らしてジェルを増やす。

来年に向けて
来年は第0関門がなくなっただけでもうれしい。
ライトはガスがでるとヘッドランプは使用しても走りづらくなるだけ。お腹に一つ(取り付け方に工夫必要)、手に一つで走れる。頭に着けるにしても重いiconはいらん。ゼリーは重いだけでカロリーウェイトレシオ的にはよろしくない。飲みやすいから持っているのだが、4つは重すぎ。2つにして、後はジェルにしよう。ジェルもフラスクがよろしいですね。10個分は持ちたい。

昨年との努力量の違い
昨年は8-9月に月間走行距離を300から400にした。今年は、さらに上積して400から500にした。また、体重を2kg、体脂肪を2-3%下げた。平均的にはWT 60kg BF 14% くらいか。体脂肪はもう少し下げたいところ。これで登坂力が明らかにアップした。

今年のコンディションについて
今年はコンディションが悪かったから全体にタイムが落ちたとのことだが、本当にそうだろうか。自分は元?山屋だからか、少々の雨はこういうレースでがむしろコンディションを上げると思っている。冷却の効果もあるが、何か気分が引き締まる部分が大きい。
by y-yamatn | 2010-10-14 22:02 | レース