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For the RUSH's blog トレイルランナーの記録

常念岳~蝶ヶ岳タイムトライアル

★昨日は南アに行けなかったので、今日は北アのぐるりに行ってきた。ちょっとぐるりというには短いけれど。

自宅6時前発
7:15 三俣発
8:50 前常念
9:15 常念岳
10:30 蝶が岳
11:45 三俣着

 三俣の駐車場からスタート。
 登山道に入るところで、計画書を書いて提出。係りの人に軽装を注意されるかな?と思ったが、注意されなかった。こちらから、最近はランナーが多いですか?と聞いたら、多いよとの回答。今回のぐるりも4時間台で帰ってきた人がいるよ、との情報をいただいた。

 常念までは結構登山者がいて、走れない区間があった。やっぱTTには夕方発がいいと思う。
 じめじめした下部から空が広がって岩場が出てきた。お、前常念か?と思ったが、まだまだ登りがあって、かなり疲れてしまった。岩場でリアクターとマゾヒストのトレイルランナーと会った。あまり話はしなかったけど。

 常念から蝶までは人が本当に多くて走れないところがあった。人が見えると歩くのがマナーだとすれば、走れない!

常念岳~蝶ヶ岳タイムトライアル_f0035460_14234932.jpg


常念岳~蝶ヶ岳タイムトライアル_f0035460_10401517.jpg



 常念からは槍と穂高が少し見えたけど、蝶からはほとんど見えなかった。
 携帯は常念では圏外、蝶では3本立っていた。常念にアンテナが立っていたと思ったが、あれはドコモではなかったのか。

 蝶でメールを送ってから下山開始。やはりなかなか人が多く、走り続けるのは困難。
 なんとか4時間台で三俣に戻ったが、係りのおじ様はいなかった。

 それで、車に着いてから携帯をなくしたことに気付いた。たぶん、蝶からの下りの区間で落としたのだろう。
 かなり、へこむ・・・

※携帯に何度か電話していると女性が電話を取ってくれた!
 だが、なんか電波悪い。この電話はどこでありましたか?と聞くと、
 蝶が岳ヒュッテです、との返事。
 結局、小屋の方のご厚意で近々下山されるお医者様御一行に託して、着払いで送ってもらえることになりました。感謝。



 今回は4時間半だったが、なかなか人が多くてTTにならない感じ。
 全行程マジ走りすれば、4時間を切れると思う。


★鉄の骨はなかなか面白いドラマでした。
 が、多くの人が指摘しているように、多くの談合は民間の土建屋だけでは成立しないということ。
 それはNHKのタブーなのだろうか、まったく触れられていなかった。あれじゃあ、談合を知らない人から見れば、土建屋だけが単独で自らの会社を守るためだけに、業界を守るためだけに、利己的な犯罪を繰り返してきただけのように見える(まあ、ほとんどそうだけれど)。根っこはもう少し深い。

 いわゆる官製談合は、官が民に本来は公表されない予定価格を漏らすことから始まる。談合で決まったチャンピオンが官に予定価格を聞きに行くのだ(いわゆるボーリング)。だから官の協力が必要。その金額を超えて札をいれても不落となるため、談合のチャンピオンは予定価格ぎりぎりの高値で落札できるよう、調整する。

 官は民からその見返りとして、例えば定年後の就職先を提供される。そして定年後、土建屋の営業マンをひきつれて、役所にあいさつまわりをする。かつての上司がきたら知らんぷりはできない。そうしてまた電卓でもたたきながら、次の案件の予定価格はまあ、これくらいです、とかつての上司教えてしまうのだ・・・

 それに予算を使い切るためには役所もあんまり落札率が低いと差金(予定価格ー落札価格)がでて面倒なのだろう。談合ありきでしゃんしゃんと予算が消化されていくのがよいのだろう。これに関しては、予算を余らせた方が次年度予算をカットされるなど不利益がないようなシステムを作る必要があるのだろう(この辺はもう整備されているのだろうか)。

 まあ、もう今は積算しているオフィスには入れないし、入札する業者も指名ではないものが多いので、談合は「ほぼ」できない状況になりましたが。
by y-yamatn | 2010-08-01 10:40 | トレイルラン